ニュース一覧
>
MDコラム用
>
【脂質=太るは誤解!】知っておきたい正しい知識
【脂質=太るは誤解!】知っておきたい正しい知識
2025年12月17日 10:00
|
MDコラム用

「ダイエット中は脂質を減らしたほうがいい」
そんなイメージを持っていませんか?
確かに脂質はカロリーが高い栄養素ですが、実はダイエット中でも欠かせない存在。
大切なのは「脂質を減らす」ことではなく、脂質の種類と摂り方を正しく知ることです。
今回は、ダイエット中に知っておきたい「脂質の役割」と「油の種類」について解説します。
関連記事
▼【脂質の1日の摂取量はどれくらい?】「脂質」を悪者にしない正しい摂取量と役割
https://muscledeli.jp/shop/information/column-md-0140
▼ダイエット中の方必見!脂質カットするコツ
https://muscledeli.jp/shop/information/contents2023-2-3
▼脂質は本当に太る?1日の摂取目安量&脂質の多い食品リスト
https://muscledeli.jp/shop/information/column-md-0132
INDEX
1. そもそも、なぜ脂質が必要なの?

「脂質=太る」というイメージが強いですが、脂質は炭水化物・タンパク質と並ぶ「三大栄養素」のひとつです。
脂質は生命維持に必要なだけでなく、ダイエットの効率を支える非常に重要な役割を担っています。
ただのエネルギー源というだけではありません。不足すると、ダイエットの足を引っ張る以下のような事態を招きます。
痩せにくくなる
脂質は、筋肉の合成や脂肪燃焼に関わる「性ホルモン」などの材料になります。
脂質が不足してホルモンバランスが崩れると、代謝が落ちて痩せにくい体になったり、女性の場合は生理不順や気分の落ち込みを招く原因になります。
肌や髪がボロボロに
私たちの体を作っている約37兆個の細胞。
その一つひとつの壁(細胞膜)の主成分は「脂質」です。
良質な油を摂ることは、細胞膜を柔らかくして栄養の取り込みをスムーズにし、代謝を助けます。
逆に油を抜きすぎると、肌のカサつき、髪のパサつき、爪の割れなど、見た目の老化が一気に進んでしまいます。
ビタミン吸収率の低下
美肌や老化防止に欠かせないビタミンA・D・E・Kは「脂溶性ビタミン」と呼ばれ、油と一緒に摂ることで吸収率が劇的にアップします。
お腹が空きやすくなる
腹持ちを良くして「ドカ食い」を防ぐ 脂質は胃の中に滞留する時間が長いため、満腹感が持続します。
「すぐにお腹が空いて間食してしまう」という人は、適度な脂質をプラスすることで、結果的に余計なカロリー摂取を防げるのです。
2. 知っておきたい「脂質の種類」
脂質は大きく分けると、常温で「固まる油」と「液体の油」に分類できます。
ダイエット中は、この内訳(種類)を意識しましょう。
① 飽和脂肪酸(控えめにしたい油)
肉の脂身、バター、生クリームなど。
常温で固体の油です。
エネルギーとして重要ですが、摂りすぎると体脂肪として蓄積されやすく、悪玉コレステロールを増やす原因にもなります。
対策: バラ肉をヒレ肉に変える、調理油を控えめにするなど、意識して抑えましょう。
② 不飽和脂肪酸(積極的に摂りたい油)
魚、植物、ナッツなどに含まれる、常温で液体の油です。
体内で合成できないものも多く、ダイエットや健康・美容の強い味方です。
オメガ3系(特にオススメ!)
青魚(サバ、イワシ)、アマニ油、えごま油、くるみなど。
血流を良くし、代謝をサポートします。現代人に不足しがちなので積極的に摂りましょう。
オメガ9系
オリーブ油、なたね油、アボカド、ナッツなど。
酸化しにくく、悪玉コレステロールを下げる働きが期待できます。加熱調理におすすめです。
中鎖脂肪酸(MCTオイル)
ココナッツ油など。
素早くエネルギーになり、体脂肪として蓄積されにくいのが特徴です。
③ トランス脂肪酸(避けたい油)
マーガリン、ショートニング、市販の菓子パンや揚げ物などに含まれる加工された油です。
動脈硬化や心血管疾患のリスクを高めるとされています。
「百害あって一利なし」とも言われるため、ダイエット中は極力避けましょう。
3. 「質の良い油」への置き換えがカギ!

「脂質=悪」ではありません。
普段摂っている油を「良質な油」にスイッチしていきましょう。
今日からできる具体的な置き換えテクニックをご紹介します。
【調理油】サラダ油 → オリーブオイルへ
普段の炒め物などで使っているサラダ油を、オリーブオイルに変えてみましょう。
オリーブオイル(オメガ9系)は熱に強く酸化しにくいため、加熱調理に最適です。
【ドレッシング】市販品 → 「塩+良質なオイル」へ
市販のドレッシングには、質の良くない油や糖分が多く含まれていることがあります。
サラダには「岩塩+アマニ油(またはMCT油)」をかけるのがおすすめ。
野菜のビタミン吸収率を高めながら、代謝アップを狙えます。
【メイン食材】肉の脂身 → 魚の油へ
週に数回は、肉料理を魚料理(サバ、イワシ、鮭など)に置き換えてみましょう。
肉の脂(飽和脂肪酸)を減らし、血液をサラサラにする良質な油(オメガ3系)を摂取できます。
【間食】スナック菓子 → 素焼きナッツへ
ポテトチップスやクッキーなどの洋菓子は、トランス脂肪酸や砂糖の塊です。
口寂しい時は、素焼きのアーモンドやくるみを選びましょう。
良質な脂質とビタミンEが摂れ、少量でも満足感が得られます。
脂質のバランス管理をするのにオススメな食事
「脂質の種類まで考えて料理をするのはハードルが高い…」 「忙しくて、どうしてもコンビニや外食で済ませてしまう」
そんな時は、マッスルデリを活用してみませんか?
マッスルデリは管理栄養士が監修で、ダイエットやボディメイクに最適な脂質のバランスで設計されています。
マッスルデリの特徴

マッスルデリは、高たんぱくでヘルシーな食事をご自宅にお届けするサービスです
メニューが豊富に揃っているので美味しく、無理なく、続けられてあなたのダイエットを強力にサポートします。
- 管理栄養士監修の高タンパク・低カロリー※1 な栄養バランス
- 自身のからだづくり目的に合ったプランをご用意
- レンジで温めるだけで食べられるので、調理や後片付けの手間が省ける
- 和洋中エスニックなど、50種類以上のメニュー※2 で飽きずに続けられる
- 全国へ配送可能※3 なので、自宅にいながらマッスルデリの食事を楽しむことができます。
※1 プランによってはカロリー上限値が定められていないものもあります
※2 記事掲載時点
※3 ヤマト運輸が配送可能な地域に限る。
▼マッスルデリ公式サイト
https://muscledeli.jp/